面接の時に気を付けること、気にしないこと

<面接の時に気を付けること、気にしないこと>

いざ面接を受けようとすると、いろいろと気になることがあると思います。そんな時に面接官は気にしているのか、気にしていないのか。などの気持ちに捕らわれることがあると思います。そんな時には、こちらの記事を読んでみてください。

 

<書いた人の紹介>

転職職人と申します。2000年に新卒で大手SIerに入社。就職氷河期に入社したので、入れそうな会社にとりあえず入社。2~3年したら転職して給料が良いところに転職しようとして大手コンサルティングファームに転職エージェント経由で転職。その後、5社転職して現在もIT企業に在籍、マネージャー、部長、役員など幅広く経験しています。また、在籍している企業では毎年数十人の面接官もやっていますので、面接時に面接官が何を考えているか?をお伝えします。

 

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<面接の時に気を付けなければならない事>

面接の時に必ず気を付けなければならない事をまずはお伝えします。これらの事は当たり前の事なので、スルーしていただいても大丈夫ですが、中には気になっている人がいると思いますので解説します。

 

・面談の時間変更(リスケジュール)は2回まで

・遅刻の許容時間は大体10分まで(ただし事前に連絡は必須)

・とりあえず敬語は絶対

 

<面接の時に気にしないこと>

 面接の時に、思わずやってしまった。という事があると思いますが、その中で面接官がどうでもよいと考えている事をお伝えします。これらは、その人の能力とはあまり関係がなく、面接の採点とはあまり関係ないので、気にしないでください。また、実際には面接官が作り出す空気に問題がある場合があるので、面接官もフォローすべきところです。 

・挨拶を忘れてしまった

・緊張してカチカチになってしまった。

・ネクタイが曲がっている

・ズボンのチャックが開いている(あまり無いが)

・風邪を引いてマスクをしている

・方言で話をしてしまった

 

そもそも、面接官はなるべく、様々な角度で面接者を分析しようとしています。その中で最も重要な要素は人間性ですが、その人間性を引き出すための質問や、過去の体験を評価としています。少しのミスや、何かが少し変だったという事で面接に対して評価をすることは基本的にはありません。

 

<面接時に引っかかってしまった事>

 面接官によっては、面接の中身で気になって仕方がないという内容を話されたことがあります。その内容とは、下記のような内容でしたが、面接官はそこを譲れないといっていて、結果的には面接を落としたことがあります。もちろん、その面接には別の理由があって落とした理由はありましたが、この内容には同意できるところもあります。

・最後まで全く目を合わせずに会話をしていた

・常に自信がなさそうな態度を取っていた

・話が胡散臭いが、盛ってるかどうかが最後まで分からなかった

・数字的な事を一切言わずに、実力があることを主張してきた

この中身を整理すると、やはりその人自体が面接以前に信じられなかったという内容になるかと思います。

<面談の時間変更(リスケジュール)は2回まで>

面談に都合が合わなかったり、仕事が遅くなってしまう時があると思います。そんな時に面接先の会社に対してリスケをお願いすることがあると思います。採用側の会社では、1回目のリスケに対してこのような事を考えています。

・どうしても外せない仕事ができたから仕方ないか。

・リスケになったなら、溜まっている仕事しよう。

・うーん、やる気あるのかなー。

・とりあえず、一時面接だし、今回はゆるそう

 

次に、2回目のリスケが行われた時の会社内でのリアクションはこのような感じです。

・うーん、これはもうだめかもわからんね。

・次に面接してよっぽど良い人材だったら採用するけど。

・リスケを多くする人なのかな?一緒に仕事するとめんどくさそう。

 

すでに、1回目でもマイナスなイメージは少しついていますが、2回目ではほぼダメなイメージがついており、私が記憶する面接の結果では、ぼほ100%の人材が面接で落ちています。つまり、2回目のリスケは見込みがないと考えてください。ただし、鉄道、交通の自己、天変地異などの災害の場合、近縁者の不幸などがあった場合には、ノーカウントですので、気にしないでください。私から言えることは、できるだけリスケをせずに何があっても面接に臨んでもらいたいと思います。

 

<遅刻の許容時間は大体10分まで(ただし事前に連絡は必須)>

 面接する予定が、少し遅れることがあります。その時に企業側の担当者がどのように考えて評価を下しているのかを説明したいと思います。まずは、時間で区切って説明したいと思います。

 

・0分から1分までの間の遅刻の場合

こちらは遅刻のうちに入りませんので気にしないでください。

 

・1~3分の遅刻の場合

多少遅刻する事はあるよね。という寛容の心で面接官は考えているので大体は問題ありません。

 

・3~5分の遅刻の場合

どうして面接に来ないのか?こちらの連絡ミスか?もう少し待ってみよう。と思うが、何分後に連絡があるのか、面接に来るのか?をチェックし始めます。その結果、5分以内ならギリギリ未評価です。

 

・5~10分の遅刻の場合

5分以上で面接官は時計を監視したり、受付の連絡を待つようになります。もしも面接者からのリスケの連絡が入った事を見逃していたり、受付からの連絡がスムーズに行っていない場合を想定して調査を始めます。面接者から連絡が全くない場合には、このあたりから評価が下がり続けています。

 

・10分の遅刻の場合

 すでに、遅刻決定のため、連絡待ちか、エージェント経由で連絡を取る姿勢を取り始めます。この時には人事にも連絡を行って、次の対策を立て始めます。直接連絡が取れる場合には連絡を取り始めます。その結果、リスケが発覚すると微妙な評価になってきます。というのも、連絡もなくリスケになるので、このパターンが最も問題があるパターンになります。ちなみに、面接5分前に10分遅れるという趣旨の連絡を伝えていれば10分遅れても問題はありません。 

 

<とりあえず敬語で話したほうが良い>

 面接の時に、敬語を全く使わないという人もいらっしゃいます。もちろん、仕事上は全く接客しないし、エンジニアだから関係ない。という方もいますが、敬語をしっかり使っている人と、全く使っていない人のどちらを面接官は採用すると思いますか?また、初めて会った目上の人に対して敬語を使わない人をどう思いますか?ということで敬語はなるべく使いましょう。ただし、ここで誤解してほしくないのが、過度な敬語は会話を円滑にしないので、ほどほどに敬語を使うのが良いと思います。また、あまり得意でない人は、できれば丁寧語として丁寧な言葉遣いを意識すると良いと思います。

 

<今回のまとめ>

面接で遅刻やリスケをやってしまった経験はだれにでも少しはあると思います。その時にこの記事を見て面接官の裏側の気持ちにも気が付くと面接もスムーズに行くと思います。繰り返しになりますが、面接のリスケは当然ながらリスクになるので、できるだけ行わないようにしましょう。

 

 

 

 

採用の面接官を数百回すると見えてくること

<採用の面接官を数百回すると見えてくること>

今まで採用側としても面接を行ってきました。会社に入社してからの面接回数は数百回を超えているので、どのような事を考えて面接官としての質問を行っているか?をまとめました。これから転職される方は面接対策のためにぜひご一読ください。

<書いた人の紹介>

転職職人と申します。2000年に新卒で大手SIerに入社。就職氷河期に入社したので、入れそうな会社にとりあえず入社。2~3年したら転職して給料が良いところに転職しようとして大手コンサルティングファームに転職エージェント経由で転職。その後、5社転職して現在もIT企業に在籍、マネージャー、部長、役員など幅広く経験しています。また、在籍している企業では毎年数十人の面接官もやっていますので、面接時に面接官が何を考えているか?をお伝えします。

 

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転職

<面接と面談の違い>

採用面接は普通の面接ですが、面談とは異なります。というのも、面接は採用のために面接官が採点し、採用する合否を決めるものですが、面談は採用の合否判定は行いません。もちろん、面談した担当者は裏では採用したいかどうか?は考えていますが、合否判定を決めるものではありません。当然、面談は会社を知ってもらうためと、会社に興味を持ってもらうために実施し、採用する人の面談をある程度有利に導くために行う事です。よく面談前に面接をする企業が増えてきていますが、それは会社の魅力や会社に合うかどうかを本人に理解してもらうために存在します。また、面談が増えてきている理由の一つとして、求人が売り手市場になってきたために、少しでも会社に興味がある人を増やしたいという意思表示でもあります。

 

<面接中に面接官が考えている事>

もちろん、面接官にも個人差や考え方が様々なので、面接中にどのような事を考えているか?は千差万別ですが、下記のような一般的な事は理解して面接していると思います。

・話の内容に論理性があるか?

・経歴や職歴にうそをついていないか?

・受け答えが素直どうか?

・面接官が質問したことをすぐに理解しているか?

・質問に対する回答をよく考えて発言しているか?

・質問された事が無い内容に、まともな回答をしているか?

・会社の事を少しでも事前に理解して話をしているか?

 

<話の内容に論理性があるか?>

そもそも、論理性とは何でしょうか?簡単に言えば、話に筋が通っているとか、ふむふむと面接官が納得するという事が分かりやすい事だと思います。逆に論理性が無いとは何でしょうか?論理性の反対語は、なんと3つもあります。

・感情的

・直観的

・心情的

いずれも関係するのが、心や感情、勘、感覚など主観的な表現です。これらが面接のときに問題になるのか?という事ですが、これらの主観的な考えの主張は、その人の行動原理が感情によって引き起こされるものかどうか?を面接官が見ています。たとえば、「先輩から指示された事はだるいから止めておこう」という態度はその考えと同じ事です。ほかにも、「良くわからないからやらなかった」「めんどくさいからやらない」などの通常ではありえないような事が会社でもよくあります。それを防ぐために、そういった主観的で自分ファーストの考えを持つ人物は排除する傾向があります。上司が論理的に話をしたとして、それを部下も論理的に実行できるかどうかが一般的な仕事です。そういった当たり前の事ができるかどうか?を面接のときに見ているのです。つまり、論理性とは、会社が決めた論理に従って、論理的な行動を発揮できるかどうか?を見ているという事です。

 

<経歴や職歴にうそをついていないか?>

この項目は、よくあるあるの項目ですが、面接に来ている人がどれだけ話を盛っているか?という事を判断しています。職務経歴書や履歴書に本当にうそをついてくる人は少ないと思いますが、話を盛ること自体はよくあることです。これは人として本質的な事で、相手によく見られたいという衝動で、当たり前の事なのです。ところが、話を盛ること自体は当たり前だとして、話を盛りすぎる事と、誰かの手柄を自分がやったことにする事は、評価に値しません。というより、マイナスの評価を受けることになります。つまり、面接官は職務経歴書に書いてある仕事の内容について、このような事を考えています。

・本当に自分がやったこと、考えたことなのか?

・誰かに指示されたたことをやったらうまくいったのか?

・誰かの手柄を自分の手柄にすり替えていないか?

面接官がうそを見抜くこと自体は大変難しいですが、その仕事についての専門的な質問や、細かい詳細についての質問を面接者に対しておこなう事で、実力かどうか?の判断を行っています。

 

<受け答えが素直どうか?>

人によってはこの部分をかなり重要視している面接官もいると思います。面接のときに、受け答えが回りくどかったり、常に話が脱線する傾向や、質問に対して質問を返してくるなどの基本的な会話ができていない人が良くいますが、素直な受けごたえで面接官が聞きたい事を的確に答えてくる人を面接官は評価します。たとえば、面接官が自分の上司だとして、素直でない人と一緒に仕事をすると思えますか?常に話を脱線させ、回答が回りくどい人材はどこの会社にいっても煙たがられます。自分が話を脱線したり、常に回答を遠回しにしたり、話を否定的に聞いたりするような癖があるかどうかは自分では良くわからない事が多いです。面接を受ける前に、素直な話ができるかどうか?を客観的に分析してみることをお勧めします。また、その癖が自分ではわからない場合には、できるだけ親族や親友に忌憚ない意見を頂くのも成功の元になると思います。

 

<面接官が質問したことをすぐに理解しているか?>

面接のときに、何度も同じような質問を面接官からされたことがある人は要注意です。というのも、面接官が質問した事に対して、理解していないと判断されているからです。面接官はその人の能力、考え方を見極めようとしているので、あらゆる質問を行いますが、その質問に対する理解力も同時に見極めようとしています。これはどのような会社でも仕事の指示は、大体は1回か2回くらいでおこなう事が多く、何度も指示を出さなければ理解されない人物に対してはマイナス評価を下さざる得ないという事があるからです。仮に、面接官が質問したことに対してまともに答えられなかった場合には、面接に対する準備不足か、他の質問に対する回答でカバーしましょう。面接官は、一つの質問だけでその人物を評価することは基本的にはありませんので、回答の積み重ねで自分の評価を上げていく必要があるかと思います。

 

<質問に対する回答をよく考えて発言しているか?>

質問に対する回答を面接のときにすぐに答えられる人はそもそも少ないです。当然ですが、言葉を選びながら分かりやすく順序よく話をすること自体が一瞬で行える事自体がスキルなのです。という事で、面接官はスラスラ回答が返ってくること自体が珍しいと感じていますが、一般的には10秒程度の時間で回答が返ってくること自体は許容範囲だと考えています。その10秒などの間が「良く考えている」時間となり、回答の精度や分かりやすさが「良く考えた」かどうかの判定になります。考えている時間に比例する考えが返ってくることは期待していませんが、「なるほど」と思える回答が返ってきたら一般的にはプラス評価をしていると思います。実際に「なるほど」と「うーん」の間にはかなり差があると思うので、面接官が「うーん」とうなったら、微妙な回答をしてしまったので、自分の発言に対するフォローが必用だと思います。

 

<質問された事が無い内容に、まともな回答をしているか?>

面接官は一通りの質問に関しては会社から例を出されて、質問をしています。例えば、よくある質問としては下記のようなものがあると思います。

・どのような事をうちの会社でやりたいですか?

・仕事で成功した事を教えてください。

・座右の銘は?

・尊敬する人物は誰ですか?

・将来の自分はどのようなキャリアを望んでいますか?

これらの一般的な質問に対する回答は、面接前に考えておけば大体はクリアできると思いますが、今までに質問されたことが無いような質問をされることがあります。というのも、経験を積んだ面接官は、面接者が当たり前のように事前に考えてきた事を質問しても、その人の頭の回転の良さや、機転が利くかどうか?の判断をすることができないからです。つまり、面接時にイレギュラーな質問をする事によって、その人の素の能力を判定したいから質問をしているのです。イレギュラーな質問の回答はボロが出やすく、緊張しているときには思いもよらない回答をしてしまいがちですが、面接官はその反応を見ているのです、特に、特殊な質問をされたら、要注意なのは、一般的な質問ではその人の能力を見抜けなかったので、特殊な質問をされたという文脈になるので、その解答には慎重にならざる得ません。

ここで、いくつか特殊な質問に対する回答の方針をお伝えします。

・話をはぐらかさない。

・少し時間をもらってもいいですか?と前置きをする。

 (本当は早く回答すると加点される傾向はある)

・一般的な話はなるべくしない。

 (面接官は一般的な回答は期待していない)

・論理的な筋が通っていれば問題ない

これらの回答に対する方針をある程度は立てていた方が回答しやすいと思います。

 

<会社の事を少しでも事前に理解して話をしているか?>

面接に来られる方で、ごくたまに全く会社の事を理解せずに面接に来られる方がいらっしゃいますが、面接に合格する確率は低くなると考えてください。面談や1次面接での会社に対する理解度の低さはある程度は許容範囲ですが、2次、3次面接のときに会社の事業内容を全く理解せずに面接で合格する方はほとんどいらっしゃいません。ある程度の理解に関しては、面接官が質問するのですぐにわかるのですが、会社への興味関心度合いを測るバロメーターとして機能しています。本当に興味がある会社であれば、会社の事業、IR、PRなどの情報を一通り見てくるのが普通ですが、興味が無い方は全く見れ来られません。面接官は採用人数として決定した人数を採用するのですが、複数人の合否判定を行っている際には、会社に興味がある人の意欲を元に比べたりします。特に同じようなスペック、評価の人材が何人も応募に来た場合には、興味関心の度合いや、やる気などを元に比較するので、必ず事前に会社のホームページを確認することをおすすめします。

 

 <全体的なまとめ>

面接官がどのような考えてをもって質問をしているか?がご理解いただけたでしょうか。面接官が行う質問の意図が分かってくれば、回答するのも楽になると思います。次は、面接時に気を付ける事を書いてみたいと思います。

 

 

 

 

転職サイトの個人利用と法人利用をしてみた結果

<転職サイトの個人利用と法人利用をしてみた結果>

今までの転職では、転職サイトにも非常にお世話になりました。また、採用側の人事業務も行っていたので、転職サイトへの広告出稿も行っていました。この両方の側面から転職サイトについてご説明させていただきます。

<書いた人の紹介>

転職職人と申します。2000年に新卒で大手SIerに入社。就職氷河期に入社したので、入れそうな会社にとりあえず入社。2~3年したら転職して給料が良いところに転職しようとして大手コンサルティングファームに転職エージェント経由で転職。ところが、入社した会社がいろいろ問題がありすぎて、1年半で転職。IT企業をその後4社転職して現在もIT企業に在籍していて、マネージャー、部長、役員など幅広く経験しています。また、在籍している企業では毎年数十人の面接官もやっていますので、面接時に面接官が何を考えているか?もそのうち書きます。いままでの転職の中で登録した転職サイトは十数社で、様々なサイトに登録して、オファーが来たかどうかなどの体験をすべて公開していきます。

 

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<転職サイトとは?>

転職サイトとは、求人する法人と求職する個人をマッチングするサイトです。登録するだけで、オファーメールが届いたり、こちらから積極的に企業に対して面談を希望して転職を行える仕組みを備えています。ちなみに、過去に様々な転職サイトの運営者とも話をしたり、転職サイトへ募集を掲載したときの裏側もお話できると思います。

<登録した転職サイト>

・リクナビNext

・doda

・ビズリーチ

・エン転職

・マイナビ転職

・Type

・Green

 

<転職サイトを使うメリット>

求人を出している企業が一目でわかります。求職者からの自発的な行動がチャンスを生むので、アクティブで時間がある人はこちらをお勧めします。また、企業から直接オファーが来る機能も実装されていて、オファーが来るようにプロフィールやアクティブ率を上げることで、チャンスが広がります。比較的若い層のターゲットが多く、20代、30代の求人は転職サイトに登録する事で、企業側とのマッチングがスムーズにいきます。というのも、企業側も転職サイトに登録しているユーザーが若い世代だという事を理解しているので、若い世代向けの求人が多いです。

 

リクナビNext

株式会社リクルートキャリアが運営する転職サイトです。私が最初の転職の時にYahooリクナビという名称の時に登録してから、すでに18年も経過しています。2004年にYahoo!との提携を解除して、独自路線でサイトを運営しています。現時点で4万件以上もの求人が掲載されているので、業界TOPクラスの求人数を誇っています。

 

next.rikunabi.com

 

<求人サイトの特徴>

求人の質と量については、当然業界TOPクラスなので、言うまでもありませんが、求人が多すぎて検索するのが大変でした。また、その求人を一つづつ見ていくと、あっという間に時間が過ぎていきました。情報量で勝負しているサイトなので、細かい部分まで専門のエディターが原稿を書いており、写真も豊富なので、その会社に訪問しなくても雰囲気がわかるような仕組みです。驚くことに写真も専門の写真家が取材に取りに来るので、掲載側は楽ができます。

 

<求人サイトのターゲット>

役職で言えばマネージャー以下の求人がターゲットになります。掲載している企業は大手から中小までの幅広い層の求人が掲載されており、募集職種、業種も様々です。求職する企業からの視点だと、20代、30代の若手社員を獲得するためによく利用しました。というのも、ターゲットとしているユーザーは、リクナビ2020などの就活サイトを利用したことがあるので、その続きでリクナビNextを利用する人が多いと思います。

 

<登録した結果>

初月のやる気のあるうちは、スイスイと面談が進みますが、面接で落ちたり、サイトに行く頻度が落ちたりすると、すぐに面接にいく回数が減ってきます。これはこのサイトだけではないのですが、多くの企業を調べて面談するという就活に似た行動になるという感じです。その結果、多くの企業を見すぎたせいで、一つの企業に絞れなかったり、落ちてもいいや。というような気持ちが出てきます。これを知ったうえで、「鉄は熱いうちに打て」という名言どおり、短期決戦型で企業を選択してどんどん面接を受けるスタイルが向いています。ちなみに私は短期決戦でもオファーを何件もいただきました。また、全体的な業界把握のために登録をお勧めします。

 

<掲載した結果>

このサイトには、10年ほど前に10回ほど求人の掲載をお願いしたことがあります。その求人の結果は、30万円程度の掲載費で10回出稿して2名の採用ができました。1回の掲載期間はその時のメニューで2週間のものを掲載していましたが、特集への掲載や採用者のインタビューなどの別ページを用意してくれました。いろいろなおまけ的なサービスはかなり良かったです。最近は、その当時と比較にならないほどリクルートの広告戦略は秀逸になってきているので、同じ状況ではないと思います。ちなみに、スカウトメールの機能はこのころから優秀で、使うと応募によく来てもらえました。

 

<総合評価>

総合転職サイトとしては、20~30歳のターゲットになっていて、数打てば当たる形式として評価したいです。もちろん、転職者のモチベーションによって効果が変わることは間違いありませんので、高いモチベーションをもってサイトを利用してください。基本的には受け身ではうまくいきません。もう一度繰り返しますが、「鉄は熱いうちに打て」の気持ちで入会したらすぐに行動を起こすことをお勧めします。

 

doda

 株式会社パーソルキャリアが運営する転職サイトです。もともとはインテリジェンスの名前でUSENの子会社でしたが、パーソルホールディングスが買収した後に名前が変わりました。現時点で求人数が5万7千件も登録されており、リクナビNextを超える掲載数です。掲載数だけの比較では、おそらく業界No1では?と思います。

doda.jp

 

<登録した結果>

業界最多の掲載数を誇っており、プロモーションも積極的なので、登録者数も非常に多いです。このサービスの特徴は、膨大なデータベースとのにらめっこと、条件検索の絞り込みを上手に利用できる人には非常にメリットがあります。半面、掲載量が多すぎて希望する企業を絞り込めなかったりすると残念な事になります。リクナビNextの特徴にも書きましたが、短期決戦型での登録をお勧めします。データが膨大なので、全部見ていると日が暮れます。ちなみに、私は合計2回登録しましたが、希望の企業はいくつかあって、オファーをいくつかいただきました。

 

<掲載した結果>

過去に20回ほど掲載を行っていますが、大手ならではのあるあるが発生します。募集要項とは全く関係がない人材が大量に募集に応募してきました。どうやら、転職がうまく決まらない転職者が数打てば当たる理論で応募してきている模様でした。これはこのサイトだけで発生している事ではなく、大手サイトではどこでも同じような現象でした。ところが、たまに良い人材の応募があるのでその人材を見極めるためにレジュメをたくさん読まなければならない業務が発生します。これを様々なフィルター機能で見極めていくのが大変でしたが、結果的に希望する人材の採用ができました。どうして掲載したのか?というと、実は掲載メニューがデフォルトで4週間でリクナビNextの2週間よりも長いので、料金の割には長期掲載できるというメリットがありました。

 

<総合評価>

総合転職サイトとしては、20~40歳のターゲットになっていて、数打てば当たる形式として評価したいです。短期決戦型で高いモチベーションをもってサイトを利用してください。基本的には受け身ではうまくいきません。ちなみに、インテリジェンスのサイト運営している中の人と話をしたことがあるのですが、RFM分析を使ってユーザーを分析しているとの事でした。Rはリーセンシーで最新アクセス日、Fはフレキュエンシーで来訪頻度、Mはマネタリーですが、ここではレジュメの記述の進行割合を分析していると言っていました。この3つの指標が高いユーザーは転職する確率が高くなるらしく、あらゆる方法を使ってこの指標を向上させるのが仕事とおしゃっていました。という事で、上記の3つの指標を自分なりに高めることで転職が成功する確率が高くなるという事でした。

 

ビズリーチ

CMでもおなじみのビズリーチです。株式会社ビズリーチは、ホールディングスであるビジョナル株式会社の完全子会社化で、2009年4月にサービスを開始しています。サイトに登録するとわかるのですが、総合的な転職サイトとは異なる仕組みを用いています。基本的には転職者へスカウトが法人又はヘッドハンターから届きます。要するに待ちの状態でもアプローチされる確率が高いのです。もちろん、掲載されている法人に自分から積極的にアプローチもできますが、積極的に動かなくてもオファーが舞い込む仕組みができています。ちなみに、オファーが舞い込む仕組みは直近のアクセス日とレジュメの充実度です。

 

bizreach.biz

 

<登録した結果>

私は2009年の7月くらいに最初の登録を行ってみましたが、月額料金として5000円を支払うメニューにお金を支払うのが嫌だったため、1か月だけ有料メニューが無料で使えるという仕組みを利用してサイトを利用していました。おかげ様でその時の転職はビズリーチ内のエージェント経由で決定しました。2回目の登録では、2018年に登録しましたが、同じように有料会員にはならずに、無料会員でヘッドハンターからお声がかかって、いくつか企業を紹介していただきました。ちなみに、ここに登録しているヘッドハンターは、個人事業主と大中小の転職エージェントがすべて混じっています。つまり、通常では登録しないと会えないような転職エージェントから連絡があるという事です。ちなみに2009年時点では個人のヘッドハンターが多かったですが、2018年では大中小の法人もかなりありました。結果的には2018年の転職時にもここから声をかけられた転職エージェント経由で転職を行いました。

 

<掲載した結果>

ビズリーチへの広告掲載は2018年に行いました。長期的に掲載をお願いしていたので、いろいろ分かったのですが、オファーの絞り込みをいかに行うのが効率が良いか?また、毎日決まった件数のオファーを配信する担当はどうするのか?などルールを決めて配信しました。また、ハーモスというスケジュール管理と人事評価を記述するツールも同時に採用して利用したところ、転職者と面接官の管理が非常に楽になりました。しかし、同時に工夫もいろいろとしなければならず、面接ではなく、面談としてお会いして雰囲気をつかんでもらうような工夫も行っていました。結果的には採用はできましたが、なかなか大変でした。

 

<総合評価>

他には無い仕組みを提供しており、通常出会えないような専門エージェントに出会う事ができるのでおすすめします。その専門エージェントがもっている企業の案件は一般には公開されない案件が多く、お会いする価値があると思います。ビズリーチ自体は転職エージェントと転職者マッチングの仕組みをうまく提供していて、ブランディングもうまくやっているので人がかなり集まっていると思いました。ちなみに、ターゲットとする年齢は20~40代までの幅広い年齢層に対して法人と転職エージェントの両方からのオファーがあると思います。最初はハイエンド人材と思っていましたが、2018年時点で採用側として利用したときには、年収400万円代の人材も多く登録していましたので、年収に関係なく登録してみてください。

 

マイナビ転職

マイナビ転職は、株式会社マイナビが運営する転職サイトです。昔は毎日コミュニケーションズという会社名でしたが、運営していたマイナビという就活サイトの名前に社名変更しています。それ以降、すべてのブランドにマイナビという会社名がつくようになりました。現時点での求人数は1万件ですので、中堅の転職サイトという位置づけです。

 

tenshoku.mynavi.jp

 

<登録した結果>

2009年の転職の時に登録しましたが、行きたい企業が見つからずにあまり利用していませんでした。やはり、大手と同じような求人サイトの構成なので、大手よりも数が少なく、件数自体に問題があったと思っています。前述では案件数が多すぎて見ていられないという事が発生していましたが、それほど多くない件数なので、ひと通り目を通す事ができました。結果的には特に申し込みをせずにスルーした状態になってしまいました。

 

<掲載した結果>

掲載料金が安いので、3度ほど出してみましたが、いずれもマッチングできずに掲載が終了してしまいました。ただし、同じグループの会社ではコンスタントに掲載しており、希望した人材が取れていたようです。残念ながら私の方ではうまく活かすことができずに、今に至っています。掲載料金がリーズナブルという事と、競合が最大手と比べて少ないので、掲載自体にはチャンスがあると考えています。

 

<総合評価>

マイナビの就活サイトに登録したユーザーが転職の時にも利用しているイメージです。20~30代のターゲットに対しての訴求はある程度できるかと思います。他社との差別化としては、頻繁に転職イベントをおこなっており、有名な企業のブースをたくさん出店させていて、イベントに強い転職サイトだという認識です。

 

エン転職

エン転職はエン・ジャパン株式会社が運営している転職サイトです。2000年1月に設立された会社で、当初からエン転職を中心に事業展開しています。今では、エン転職だけでなく、エン転職Woman、AMBI、ミドルの転職など様々なニーズ専用のサイトを運営してサイトの特色を出しています。エン転職の掲載数は5000件ほどですが、エン転職にしか掲載されていない案件は80%だそうなので、他社と案件のかぶりは少ないです。

 

employment.en-japan.com

 

<登録した結果>

2018年に転職をしたいと考えたときにサイトへ登録しましたが、すぐにエグゼクティブの案件はそれほど多くない事に気が付き、エンワールドジャパンの方に登録しました。つまり、あまり使っていないという事ですが、一般社員などマネージャー以下の案件が多いです。確かに、34歳以下の登録者数が72%らしく、ターゲットはぶれていないと思いました。残念ながら登録したときは40歳を超えていましたので、ターゲット外というところでした。

 

<掲載した結果>

最近ではCMを良く流していますが、20~30代までのターゲットに対して訴求していると思います。実際に34歳以下をターゲットとしていて、企業側は若手を安く取りたいというニーズがあるので、合致しています。掲載自体はかなり前ですが、2006年に営業が飛び込みでアポを取ってきて、掲載をしてほしいという事で、試しに掲載した事を憶えています。その当時はリクルートに掲載している企業に電話して営業していたようです。ちなみに、かなり前の掲載結果なのであまりお役には立てませんが、採用はできませんでした。現在は、CMも流していることですし、ターゲットがかなり明確なので効果は期待できると思います。

 

<総合評価>

ターゲットを絞ったサイトを展開しているので、エン転職だけでなく、エン・ジャパンの運営する専門サイトにも登録してみることをおすすめします。というのも、エン転職が有名すぎて、他のジャンルや役職に特化した専門サイトについては知名度が低く、自分のキャリアに合ったサイトへ登録を行う事で、チャンスをつかむことができると思います。

 

Green

 株式会社アトラエが運営するIT。WEB業界向けの転職サイトです。他の求人サイトとは異なり、面接から始める採用活動よりも面談から始める採用活動を取り入れています。というのも、最初から面接しても、志望動機が不明瞭だったり、中の人にどのような会社か?を聞かないと雰囲気やカルチャーがわからなかったりするので、面接よりも面談を行って、会社の魅力を伝えながら求人をしていくスタイルがはやりつつあります。

 

www.green-japan.com

 

<登録した結果>

 2018年に登録はしてみたものの、40代の年齢はターゲット外だったようで、すぐに利用しなくなりました。やはり、20~30代がターゲットのサイトだったようです。しかし、最近のIT、WEB関連の企業の多くはこのサイトの雰囲気が気にいっているようで、ベンチャー企業の登録なども多く、マッチングもかなりあると思います。

 

<掲載した結果>

 2018年に転職した企業で、若手のエンジニアの採用募集に利用しました。そこそも有名な企業だったのですが、掲載しただけでは全く反応がなく、オファー面談をこちらから設定してオファーを毎日20件ずつ配信したところ成果が出始めました。やはり、受け身で登録しているだけでもユーザー側にはかなりオファーが来ているらしく、お会いした人材の多くは何社もオファーを受けて最終面接まで行っていた人が多かったです。それでも面談から会社の魅力を伝えて、こちらの会社に来てもらった内定者は3か月で3名ほどいましたので、かなり成功したと言えます。

 

<総合評価>

 若手のIT系人材の転職としては、少しフローが面倒ですが、かなりのマッチング率が期待できると思います。転職する側も、求人を出す側も面談で聞きたい事や、今いる人の話を聞くことで納得して会社に転職することができるという事は素晴らしいことだと思います。実際に、私も2社目の転職は期待値と会社の内容のミスマッチが多く、1年半しか所属できませんでしたが、その当時にこのサイトと巡り会っていたら、もっと違った道が開けていたと思っています。

 

 

 

 

Type

株式会社キャリアデザインセンターが運営するエンジニアに強い転職サイトです。エンジニアの募集がもっとも多く、募集における3分の2の割合がエンジニアに関連している募集になります。業種は様々なので、業界ごとのエンジニア採用が掲載されています。現在の掲載数は2000件ほどの募集が掲載されています。

 

type.jp

 

<登録した結果>

 最初の転職の時と、2回目の転職の時に利用しました。最初のキャリアはエンジニアだったので、エンジニアならここしかない!と意気込んで登録したことを覚えています。当時はソフトウェアのエンジニアでしたので、このサイトを利用して同業種に応募して何度か企業と面談させていただきました。その当時、私が第二新卒だったので、面談に行くとほとんどすべての会社で内定を頂いており、このサイト経由でも内定を頂きましたが、給与につられて転職エージェント経由での内定の方を承諾してしまいました。

 

<掲載した結果>

 エンジニアの採用で掲載した事は2度だけあります。かなり昔のことですが、自分が登録して内定をいただいた経験があったので、転職先でも使ってみることにしました。その結果、スペックオーバーでしたが優秀なエンジニアの採用ができました。やはり、専門サイトだけあって専門的な人材がそろっていると思います。

 

<総合評価>

 エンジニアなら一度は登録してみるのも価値があると思います。また、エンジニアの第二新卒の方は業種、業界の様々なポテンシャル採用があるので、エンジニアだけにとどまらず、となりの業種であるコンサルティングや、チャレンジした業界も狙ってみると良いとおもいます。

 

<20代におすすめの転職サイト>

どのサイトも20代にはおすすめです。というのも、そもそも企業側が転職サイトへは若手の募集として利用しているので、当然求人も20代向けが非常に多いです。書類応募での通過率も非常に高いと思います。特に第2新卒といわれる新卒入社してから1~3年目の方は、育てるつもりで採用を検討するからです。また、未経験の職種でも採用する企業はポテンシャル採用を元に採用しているので、自分の能力のポテンシャルを証明できるのであれば問題ないです。

 

<30代におすすめの転職サイト>

どのサイトも30代にはおすすめです。30代になると未経験の職種は難しいので、できれば関連がある業種、職種が多く掲載されているサイトをおすすめします。ただし、30代の後半でギリギリ40歳前の年齢だと、正直微妙な結果になる可能性があります。というのも、役職はマネージャーまでの求職が多く、求めている役職が存在しない可能性もあります。登録してみれば分かりますが、求人に対する応募者も多くなるので、 年齢フィルターや経験者フィルターなどが実装されているので、書類で落とされる可能性が高まります。私から言えることは、38歳くらいまでの年齢の方は登録をお勧めします。

 

<40代におすすめの転職サイト>

40代におすすめの転職サイトは限られていて、ビズリーチやエン・ジャパンのミドルの転職がおすすめになります。実際に利用してみるとわかりますが、若手向けの転職サイトは40代というだけでフィルターで排除されますので、書類選考で落とされる可能性は高いです。というのも、若手をそもそも育てたいのに、年齢が高い人をそもそも育てたくないという動きがみられるからです。

 

<50代におすすめの転職サイト>

50代におすすめの転職サイトは、正直分かりません。今回ご紹介したサイトへ50代の方が登録しても採用される可能性は低いという事は申し上げておきます。というのも、前述のフィルターでひっかかってしまうため、書類審査で落とされます。これは仕方がないことですので、別の手段で転職をお考え下さい。

 

 

転職を5回もしたので、転職エージェントについて話してみる

<転職を5回もしたので、転職エージェントについて話してみる>

現在42歳で、今まで転職を5回もしてきました。その転職の経験と体験をもとに、これまで利用した転職エージェントについて詳しく説明します。これから転職をしようとしている人は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。

 

<書いた人の紹介>

転職職人と申します。2000年に新卒で大手SIerに入社。就職氷河期に入社したので、入れそうな会社にとりあえず入社。2~3年したら転職して給料が良いところに転職しようとして大手コンサルティングファームに転職エージェント経由で転職。ところが、入社した会社がいろいろ問題がありすぎて、1年半で転職。

IT企業をその後4社転職して現在もIT企業に在籍していて、マネージャー、部長、役員など幅広く経験しています。また、在籍している企業では毎年数十人の面接官もやっていますので、面接時に面接官が何を考えているか?もそのうち書きます。

いままでの転職の中で出会った転職エージェントは十数社で、様々なサイトに登録してみた体験をすべて公開していきます。

 

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転職してどう思ったか?

転職して思ったことは、転職したもの勝ち。転職すればするほど給料が上がっていきました。将来のことを考えると、そのままその会社に居続けることが本当に良いのか?と常に考えて転職しました。

将来のこととは、その会社にあと10年在籍したら、どんなことをどのポジションでやっていけるか?ということです。業界的には、IT業界は毎年順調に成長していますが、IT業界の中でも様々なジャンルと企業があるので、そのジャンルと企業の中での自分のポジションを得られないと感じたら、転職するのがおすすめです。

その中で、私が登録したサイトや、お会いしたエージェントの会社を随時追加していきたいと思います。

 

転職エージェントとは?

転職エージェントとは、自分で応募する直接応募やWEBに掲載されている案件を自分で選ぶのではなく、転職エージェントに自分のやりたいこと、得意なことや将来性を相談して、キャリアコンサルティングを受けながら就職先の企業を一緒に選んでいく代理人です。もちろん、代理人なのでこちらが気が付かない別のキャリア、異業種などの推薦もあります。私の過去の転職はすべて転職エージェント経由の転職で入社しています。

 

お会いした転職エージェント

・リクルートエージェント

・リクルートエグゼクティブエージェント

・dodaエージェントサービス

・CARRER COVER

・エンワールトジャパン

・コトラ

・JACリクルートメント

・個人エージェント 

 

 リクルートエージェント

リクルートと言えば、人材・転職業界では知らない人はいないでしょう。そのリクルートが転職エージェント専門会社として設立しているのがリクルートエージェントです。

沿革を簡単に説明すると、1977年に設立された日本リクルートセンター(現在のリクルート)の人材斡旋準備室が元になっており、2006年に株式会社リクルートエージェントに社名が変更になっています。現在は株式会社リクルートHRカンパニーの配下の株式会社リクルートキャリアに社名変更しています。

私は東京駅にあるオフィスに訪問しましたが、東京駅の隣にあるビルは、駅からすぐなので、迷わず訪問できます。

 

 

www.r-agent.com

<実績> 

 会社紹介によると実績No1のようです。確かに、エージェントとお会いしてから紹介される案件の数は一番多かったです。また、案件がありすぎるので、エージェントが専用の検索サイトからピックアップした案件を紹介してくれます。20万社の非公開案件がその専用サイトには登録されているようです。私がいるIT業界では随時5千件ほどの案件があると聞いています。

 

<エージェントとの会話>

 とりあえず、リクルートエージェントのオフィスに訪問して質問に答えることで、自分に合った企業を紹介してもらえます。また、その時に専用アプリをダウンロードして、自分専用のダッシュボードを作って、エージェントとやり取りします。もちろん、電話での会話も普通に行えます。

 

<お会いした感想>

 組織が大きいので、様々な非公開の案件がありますが、役職では部長クラスまでの案件が多いと思います。ちなみに、2つ前の転職はこちらのエージェントを利用しました。とにかく、案件が多いので、転職を決めたら一度はお会いしてみることをお勧めします。

 

<総合評価>

 業界No1のエージェントをうたっているとおり、案件数は多くエージェントも信頼できると感じました。また、多くの案件に触れているアドバイザーが多く、無理やり勧めるようなことは絶対にしません。ちなみに、大手だけあって、LINE社に数百人も紹介して入社してもらったと聞きました。そのあたりはさすがですね。 対象としている年齢層は20~40才をターゲットとしており、広い業界をカバーしています。

 

リクルートエグゼクティブエージェント

 リクルートのエグゼクティブ専用のエージェントです。沿革は2001年に設立されていて、現在の親会社は株式会社リクルートキャリア70%、株式会社リクルート30%の持ち株比率です。本社は銀座8丁目のリクルートGINZA8ビルで、新橋駅から歩いてすぐのところにあります。

www.recruit-ex.co.jp

 

<実績>

 目に見える実績はわかりませんが、私が所属していた会社では、エグゼクティブの採用で困ったらとりあえずこの会社にお願いしていました。この会社の純利益が6億7160万円’(2020年3月期)も出ていることから、かなり多くの人材を紹介している事はわかります。紹介してもらった案件では年収2000万円以上の案件もありました。

 

<エージェントとの会話> 

 専門のエージェントが担当としてアサインされます。どうやら、企業側とクライアント側の両方を担当しているようで、企業側の情報にも詳しいです。基本はメールで日時と場所を指定して、お勤めの会社の近くのカフェ、ホテルのラウンジなどでお会いすることになります。 エグゼクティブ専用の担当なので、身のこなし、話の内容ともに濃い内容が多いです。人生や生い立ちなどの話、成功体験などの面接のような話が多く、エグゼクティブに紹介しても良いかどうかの見極めをしています。案件の紹介がある場合には、最初の担当以外の別のエージェントからも連絡が入ります。

 

<お会いした感想>

 案件が部長以上なので、20代にはお世話になることは少ないかと思いました。その代わり、30代、40代のキャリアに自信があるかたはエージェントとの会話がはずみ、様々なエグゼクティブの案件を紹介されると思います。エージェントのお眼鏡にかなうかどうかの1次面接を最初の面談で判断される模様です。というのも、エージェント自体が社長や役員から直接希望している人材のスペックをヒアリングして決めているからです。

 

<総合評価>

  いわゆるエグゼクティブエージェントなので、部長以上の案件が基本となります。年収も1000万円以上の案件ばかりなので、自分の役職が部長以上である場合には、迷わず連絡してみたほうが良いと思います。特にエージェントの担当している会社に対する情報量などがダントツに高く、面接前に様々な情報を得ることができるでしょう。また、役員と直接会話しているので、当然ながら給与面での味方としても相談できると思います。これらの他には無い情報が、エグゼクティブ専門の転職エージェントとしての評価を高めています。

 

dodaエージェントサービス

 人材大手のパーソルキャリアが提供する転職エージェントです。沿革は、もともと学生援護会からインテリジェンスになり、その後パーソルホールディングス(テンプグループ)が2013年に買収し、子会社化されたインテリジェンスの名前を2018年に名称変更しています。dodaの名前は学生援護会が1989年に創刊していた転職情報誌の名前から来たものです。

 

doda.jp

 

<実績>

 10万件の案件がdodaエージェントには登録されており、リクルートと肩を並べる案件数だと思います。当然、パーソルグループが付き合いのある案件を紹介しているので、案件数も多いですが、案件自体は普通の案件から、エグゼクティブまでの広い範囲をカバーしていると思います。私自身も高額オファーの案件を紹介してもらいました。

 

<エージェントとの会話> 

 私がお会いした担当は、エージェントというよりは担当者という感じのラフな担当者でした。そのため、会話は堅苦しくなく、聞きたいことや理想などをずばずば言えました。最寄りの駅の近くのカフェなどでお会いして案件についての紹介を受けました。必ずしもキャリアカウンセリングの場所に行かなくても、先方から来てくれるので助かりました。エグゼクティブの案件は多くはありませんが、マネージャー、部長クラスの案件はかなりあるように聞きました。

 

<お会いした感想>

  こちらの都合に合わせてくれるスタイルには好感を持ちました。また、案件自体はかなり多いので、絞り込みのためにPCを常に開いてメモを追記して検索しており、好みに応じた案件の紹介をしてくれました。ほかのエージェントの担当者とは雰囲気が異なり、最近の若者という感じの草食系なイメージを持ちました。

 

<総合評価>

 案件数が多いことと、担当者がエージェントらしくなく、同じ目線で案件を探してくれるようなイメージです。エージェントとしては、今まで会ったエージェントの中で最もフラットかつ、中立的なエージェントでした。もちろん、様々な担当が所属しているので、全体的な人物像としては一部の話になりますが、20代、30代の転職には合うと思います。

 

エンワールドジャパン

 エンワールド・ジャパン株式会社が運営する転職エージェントです。エン・ジャパン株式会社の子会社で、2010年に買収されて、2012年に名称変更した会社になります。エン・ジャパンの転職サービスに申し込むついでにこちらにサービスにも申込んだ記憶があります。名前にワールドとついているだけに、外資系企業、グローバル企業の案件を中心に取り扱っています。もちろん、国内の案件もプロフェッショナル人材を中心に取り扱っています。

www.enworld.com

 

<実績>

 インターブランド社の「Best Global Brands 2017」トップ100社のうち、93社において採用支援の実績があるそうですが、面談した感じでは、外資系の紹介案件が多かったです。たとえば、AmazonやMicrosoftなどのIT企業の案件はいつでもここに相談すればあると思います。ちなみに、サイトで公開されている案件数は1000社ですが、製造業、ライフサイエンス、IT系などの案件が大多数でした。エグゼクティブも多数あるのですが、どちらかといえば、プロフェッショナル向けの案件が多かったと思います。

 

<エージェントとの会話> 

 外資系の案件が多い分、担当者から英語の能力についてのヒアリングがありました。私は英語は得意ではなかったので、なんとも言えませんが、英語が得意な人はエージェントとも会話が弾むと思います。ただし、外資系の案件だけではなく、日本国内の案件も多く持っているので、紹介されなかったという事はありませんでした。メールで案件の紹介を受けることが多かったですが、国内大手企業の案件をお勧めされました。

 

<お会いした感想>

メール、電話での案件紹介が中心になっていました。専門分野に特化した案件を紹介されたのですが、こちらが希望した案件と合致しませんでした。しかし、外資系の案件なら非常に多く持っていると感じました。私がもっと英語をしゃべれるように勉強をしておけばよかったと後悔しています。

 

<総合評価>

 グローバル企業に対する支援が中心なので、大企業が好きで、英語がペラペラな人にはかなりおすすめ。特に日本企業だと英語ができるだけでは給料は上がらないので、外資系への転職で給料が1.5倍になる夢をお持ちの方には、ぜひ登録してみてほしいです。

 

 

コトラ

 2002年に設立された転職エージェントで、赤坂に本社があります。金融、IT,、コンサル、経営層を中心とした人材紹介を行っています。売上高は2019年12月期で9億26百万円の売上高で、利益は2億54百万円の企業規模です。会社は前述の会社よりは小さいですが、金融、IT、コンサルに特化した案件を紹介してくれます。

 

www.kotora.co.jp

 

 

<実績>

 客観的な実績としてはこのような評価がされています。

 「キャリア転職実績評価の最高峰基準である日経ヒューマンリソースエージェントアワード2019における総合MVPを含む4部門でMVPを受賞しました。 日経グループでその年に高評価の転職エージェントをトップエージェントとして表彰する賞として2015年に開催されて以来、 5年連続受賞の快挙」

 

https://www.kotora.co.jp/pub20200326/

https://career.nikkei.co.jp/contents/agent-awards/

 私が調べた限り、日経ヒューマンリソースエージェントアワードで5年連続の高評価を受けているエージェントはこちらが最多だと思います。後でエージェントの話になりますが、エージェントの業界把握や案件のピンポイントな提示には驚きました。

 

<エージェントとの会話> 

  業界によって担当エージェントが分かれており、私の時には金融担当、IT担当の両方が出席してきました。その業界にいた人材がその業界の担当をしているらしく、専門性に関してはかなり高いコンサルティングを受けられました。また、どこのエージェントにもなかった特殊な案件をご紹介いただいて驚きました。エージェントがもともとその業界にいた方なので、話がはやく、要点をついた質問が多かったです。

 

<お会いした感想>

 赤坂のオフィスにて2名とお会いしましたが、二人ともその業界に関してのプロフェッショナルでした。また、日経の表彰を受けるくらいにしっかりとしたコンサルティングを提供しているのは間違いありません。

前述にありましたが、特殊な案件でほかのどこにも存在しない案件を持っている事から、普通ではない営業力と、コネクションを持っているのだと思いました。

 

<総合評価>

 IT、金融、コンサルに特化した人材なら、コトラさんは非常に頼りになると断言できます。その反面、それ以外の業種の方はお会いする必要は無いかと思います。

 

 

JACリクルートメント

 東証一部に上場している株式会社ジェイ エイ シー リクルートメントが運営しています。人材エージェント中心の事業で上場している事自体が珍しいですが、2019年12月期で売上高241億円、営業利益60億円を稼ぎ出しています。設立は1988年で、2006年にジャスダックに上場し、2015年に東証一部へ市場変更しています。アジアでは、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、上海、香港、韓国、ベトナム、インドなどの国々にも支店があり、ヨーロッパではイギリス、ドイツにも支店があります。

 

www.jac-recruitment.jp

 

<実績>

 支援実績は1988年からの累計で43万人とサイトにありますし、10年連続で売上が伸び続けているので、年間1万人以上の転職者がお世話になっていると思います。人材成約率が10%とIRにあるので、登録した10人に1名は転職していると思われます。また、在籍しているコンサルタント数は802人(2019年)も存在しているので、国内屈指の転職エージェントだと思います。

 

<エージェントとの会話> 

 JACリクルートメントが持つ豊富な案件の中から私の希望に合う紹介してくれました。あまり自己紹介とか、キャリアとかの話をせずに、希望する業種、職種の話を中心に行い、案件の絞り込みを中心に話をしました。会社が大きいだけあって、エージェントに確立されたフローがあると感じました。

 

<お会いした感想>

 私がお会いしたエージェントは特徴がなく、まったく顔と名前を憶えていませんが、メールと電話はかなりの数が来たと思います。紹介された質ですが、大手企業の紹介が多かったように記憶しています。当時だと、DeNA、Line、Greeなどの有名どころを紹介された記憶があります。おそらく、会社が管理している案件自体が多く、紹介できる案件が沢山あるので、紹介の数が多かったのだと感じました。

<総合評価>

 国内屈指の転職エージェントだけあって、案件数はかなりの数をもっていると思いました。一般的に名前が知られている日本企業の案件はほとんど網羅されていると思います。また、年収レンジも500万円~3000万円までの幅広い求人案件を紹介可能とありますが、確かにそうでした。20代から50代まで幅広い年齢に対しての求人案件があると思いますので、まずは登録してみてはどうでしょうか。

 

CAREER COVER

 株式会社リクルートキャリアが提供する転職エージェントサービスです。リクルートエージェントは部長以下の転職案件が多いですが、ハイクラス、エグゼクティブの転職に特化したサービスとして位置付けています。転職サービスとの違いは、ヘッドハンティングの部分で、経営幹部からの直接のオファーを受けてエージェントが求職者をマッチングするところです。

careercarver.jp

 

<実績>

 公開されている実績はありませんが、リクルートエージェントのハイクラス求人がここに集まっているイメージだと思います。とはいえ、経営層に直接アプローチしているエージェントが在籍しているので、いわゆるデータベース型の検索だけでなく、企業に合うかどうかの判定をしてくれるエージェントだと考えてもらった方が良いと思います。エージェントの数は2019年7月時点で1834名も在籍しているので、ありとあらゆる企業と提携されていると思います。

 

<エージェントとの会話> 

 実際に合えばわかりますが、案件自体はかなり多いことと、担当から紹介された企業別のエージェントから直接連絡が入るようになります。企業ごとに担当エージェントがいて、企業がどのような悩みを抱えているか、課題がどのようなものか、など面談前にも情報を与えてくれます。その事前の情報と面談時の内容がリンクしているのがすごいところだと思いました。ちなみに、5社目はこちらのエージェントからの紹介で入社しました。ほかのヘッドハンターとは異なり、1次面接という感じは受けませんでした。

 

<お会いした感想>

 バリバリのリクルートのエージェントという感じの人から、おっとりした担当まで幅広い人 材が担当として存在している。個人的にはバリバリのエージェントの話が面白かったので、その人に乗せられた感じで転職先を決めてしまった。確かに、課題も悩みも事前に得た情報どおりでびっくりしたが、面談がスムーズにいくようにフォローしてもらったことが良いとは限らず、結果的に入社して1年半でその会社は転職してしまいました。

 

<総合評価>

 案件も人材も両方のレベルは非常に高く、経営層まで食い込んでいる事は間違いないです。また、元リクルートの転職組の人材がその企業の人事をやっているとかいう裏側の仕組みを利用して企業の情報もかなり持っています。そういう点では非常に心強いエージェントだと断言します。ハイエンド、エグゼクティブの皆様は一度エージェントと話しをする機会を持っても良いと思います。

 

 個人エージェント

 個人で転職エージェントの企業を立ち上げられている個人事業主です。こちらには2つの区別があって、大手の転職エージェントにフリーで登録して、ヘッドハンティングを行っている個人と、個人で特定の企業の人事や役員と繋がってヘッドハンティングをしている個人があります。大手に所属している個人エージェントは、大手のデータベースを元にお手紙やメール、LinkedIn、facebookからアプローチをしてきます。組織力とは関係なく個人ベースの機動力のある実力のあるエージェントも多いです。また、個人で独立しているエージェントは、もともと所属していた会社や、特定の企業の専務、社長などにべったりと懇意にしているエージェントが多く、ビズリーチに登録して と連絡してきます。個人で営業とアポイントなどを行っているため、大変多忙なスケジュールで動いています。その代わり、ちょっと変わった企業からのオファーが来ることがあります。クライアントからのご指名の案件で社長にならないか?とか、そういうのも来たりしますが、ピンポイントすぎてびっくりします。

 

 20代におすすめのエージェント

 20代におすすめのエージェントは、まずは大手で案件数が多いエージェントをお勧めします。というのも、自分の可能性に自分自 が気が付いておらず、自分の市場価格としての適性給与のマッチングができていない転職者が多いことから、様々な方向からアプローチした方が良いと考えるからです。たとえば、私が最初の転職からの年収UPは130万円でした。これは自分の適性年収が良くわかっていなかったことと、業界における年収のギャップがあったから年収が上がったという事です。ちなみに、大手Sierの3年目の年収が420万円で、大手コンサルティング会社の年収が550万円でした。業界の平均年収の差が大きく、大手SIerは年収が上がりにくい傾向がありました。

 

 30代におすすめのエージェント

 30代におすすめのエージェントは、大手よりもピンポイントでやりたい事をフォローしてくれるような中小のエージェントが良いと思います。というのも、年収UPの基本は経営層に近い場所にいることです。30代で経営層に近い場所に位置することができるのは、エ ジェントと転職する先の距離にも依存します。という事で、エージェントと転職先の社長との距離と自分の年収に関係性があるという事は間違いありません。4度目の転職では、年収が1200万円から1350万円にアップしました。これは社長直属になったため、社長が給与を直接決定したからです。

 

 40代におすすめのエージェント

 40代におすすめのエージェントは、ハイクラスまたはエグゼクティブに強いエージェントが良いと思います。30代と40代の転職でもっとも異なるのは肩書です。基本的にはなんらかのプロフェッショナルか、エグゼクティブとしてのキャリアが無ければ給与UPは難しいと思います。ただし、このあたりからCxOや役員の求人もスコープに入ってくるので、年収UPが見込めます。5度目の転職では、年収1400万円から1550万円にUPしました。おそらく、一般的な会社では1500万円くらいが上限になると思いますが、このあたりの年収を目指して頑張ってください。

 

 50代におすすめのエージェント

 50代におすすめのエージェントは、正直ありません。といいのも、私はまだ40代前半で、50代の転職を経験していないからです。とはいえ、いままでのキャリアのすべてを評価される年齢になっているので、キャリアの延長線上でしかないと思います。50代での転職は様々な条件が付くと思いますが、知り合いのキャリアとしては、エグゼクティブか、様々な企業の顧問をされている方が多いです。顧問はすでに自分で独立されている方がほとんどで、副業をゆるされている企業との掛け持ちもあります。顧問料はピンキリで、月額10万円から500万円 での幅広いレンジがあります。500万円の顧問料に見合う人材はなかなかいませんが、以前顧問をお願いした方からふっかけられました。ちなみに、私の元上司は月額50万円の顧問を10社やっていて、大変儲かっていたようです。

 

<転職エージェントに関するQ&A>

転職エージェントに関するQ&Aを少し解説したいと思います。そもそも、転職エージェントに聞きにくいことや、転職に有利な事などを説明します。

Q:転職エージェントの利用は無料? 

A:転職エージェントの利用は無料で、企業側から採用した人材の給与の3割ほどを頂いています。そのため、求職者からはお金を頂いていません。

 

Q:転職エージェントに登録している事は会社にばれない? 

A:転職エージェントに登録している事は、現在お勤めの会社にはバレません。また、その情報をバラすメリットはありません。

 

Q:転職エージェントに転職することは可能? 

A:転職エージェントに転職することは可能です。また、自分で独立して転職エージェントを企業することも可能です。できれば、自分が所属してる業界の専門の担当になるのが良いでしょう。

 

Q:転職エージェントに登録すると良いことはある? 

A:転職エージェントに登録すると、以下のような良いことがあります。

 ・無料のキャリアカウンセリング

 ・非公開求人の公開

 ・給与の交渉

 ・スケジュールの調整

 ・求人企業の情報の提供

 

Q:転職エージェントから提示される非公開求人とは? 

A:役職などを公開すると企業の内情が分かってしまうために、非公開で求人を探している事がよくあります。そういった求人を一部の転職エージェントだけに公開しています。

 

今回の説明は以上になりますが、次回は転職サイトについてお話したいと思います。

 

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